標識の載った地図を手に!〜わたしなりのエニアグラム
エニアグラムをわたしが説く時、先に書いた一般論に加え、必ず伝えることがある。
人は9つのタイプに分けられる…というのがエニアグラムの大前提。
そのタイプとはどういういイメージかを伝える際に話す事。。。
それは…‼︎
「みかんの法則」☺︎
先ず 1つのミカンを描く。
次に いびつで凹んだミカンを描く。
人はどうしても凹んだミカンに目がいってしまう…
つまり、欠けがるとそこにフォーカスしてしまうという事。
みかん=未完 の法則。
そして、
人間は完全完璧な球体の状態でお腹に宿るが、生まれてくる時にへその緒と一緒にちぎれてしまった部分がある。
先の法則のように、人は凹みや欠けに目がいってしまう習性があるから 何かストレスが加わった状態になると、自分の中の欠けに意識が行く。故に無意識のうちにその凹みや欠けを補いたくなり自分の内側から強く押し出そうとする。その力の加わるポイントがどこにあるのか?そこを見ていく。そのポイントこそが、エニアグラムでいう自分のタイプということになる。
へその緒と一緒にちぎれてしまった部分は1箇所なので、
エニアグラムのタイプは 年齢や環境が変わっても
【変化しない!! 】 のよ!!!
\_(・ω・`)ココ大事!
ただ、円周上の点ではなく、実際は円柱のような状態にある点なので、深さが加わってくる。
それはまた長い解説が必要なので期をみて…
話を戻すと、
前回書いた「情動」に加えエニアグラムでは「囚われ」と呼ぶ事柄がある。
囚われ…と言うとイメージは良くないが、各タイプが陥りやすい、自然と繰り返してしまう深刻な感情パターンのことで、普段の生活の中で、何度も感じやすい・自分の心の奥底からにじみ出てくるような感情を「囚われ」と呼ぶ。
そのような感情や、そこから来る行動を 「情動」や「囚われ」に置き換えていくと、タイプが見えてくるはずなのだが、先日の例えのように人は自分がみえない。
だから、大抵はこれだけで自分のタイプを絞り込んでいくことは出来ない方が大半である…とも言っておこう(笑)
でも
自分がどんな「囚われ」(根底にある思考)を持っているのかが分かると、今まで無意識に浮かび上がってくる思いや行動が何故かを理解出来るようになる。
そして、それを意識したらコントロールできるようになる…ということ。
各タイプが持ち合わせる囚われとは、
① 怒り
② プライド
③ 欺き
④ 妬み
⑤ ためこみ
⑥ 恐れ
⑦ 貪欲
⑧ 欲望
⑨ 怠惰
こういったことが基になった感情や思考が何度も出てくる…それが「囚われ」ている状態といわれる。
…って言っても
楽観的な思考を持つ人の囚われが「貪欲」なんてなかなかたどり着かないかな。。
やはり、わたしの中のエニアグラムは 標識の載った地図のイメージ。。
さて、
あなたは 何に「囚われ」ていますか?
そして
退院決定おめでとう!!!